うたの一覧
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猿ノ丞狂介
重い我さても命は惜しけれど浮きに耐へぬはわが身なりけり
4
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浅草大将
一夜をば二人明かしに身を寄せていつか迎ふる七つ時かも
16
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只野ハル
秋の風頬を撫で去き思い出すひんやりとしたあの手のことを
5
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四時夫
約束とあの日交わした指と指果たされぬ侭一人飯事
2
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恩田ヘヴン
長月の透き通る空に誘われて婚期逃したアブラゼミの声
1
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やじまっく
ふるさとを思い出すとき揺れているセイタカソウに違和感がない
4
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ビーコ
刷毛で塗る週一マニキュア重なって重なってくよ隔てるために
0
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紫苑
すべて容れすべてを拒む黒が好き ジェットの似合う女になりたい
6
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キヨム
おまえのこと好きになった。あのときは我慢ができやんかった。すまん。
3
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詠み人知らず
この辺と覆うその手の下に飼う蟹にむしばまれているいのち
5
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詠み人知らず
そしてまた看取る役目をさずかった私の影に死神の鎌
5
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詠み人知らず
その熱を失うまでのままごとをしよう私があなたを守る
17
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只野ハル
真夜中の電車にひとり乗る夢に不審物みたく置き去りにされ
3
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詠み人知らず
女とてときには父ぞ腹据えてひとりご育てる母の気迫よ
1
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水葉
月篭りの夜のぬばたま星々に昇る虫の音想い響ける
3
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只野ハル
やっぱり独りじゃ寂しいよこんな秋の夕暮れにポケットの中の手
3
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只野ハル
夕陽の熱がなくなってく季節だね君もどこかで感じてるよね
4
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只野ハル
いっぺんくらい好きやと言うてみたかったもう遅いねんここにはおらん
5
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水葉
お互いに伸ばし伸ばせしこの糸の想い絡みて繋ぎ結びし
3
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やながわ亜弥。
たいしたい 君と別れていく時を追いつけ気づけ変われ今いま
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