うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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ケンイチ
空色が混ざれば僕らは海となる飛沫弾ける岩礁の道
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螢子
鼠色の空横たわる遠峰の山際少し明かりてをかし
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じゆん
電球でぐるぐる巻きにされた木がビカビカ光る 重労働だ
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詠人不知
玄冥に 無中の有を 求め降り 黄泉返り居る 人はあらざり
3
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じゆん
冗談として受けとめて笑ってよ 馬鹿馬鹿しいって顔で逃げてよ
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じゆん
口ずさむ歌が見当たらない今日もひとりぼっちの単音だらけ
4
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只野ハル
思いつきだけの歌思いつけなくなっていく見上げても俯いても
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まき
祖母はもう子供に帰ってしまったがちっとも幸せそうに見えない
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螢子
もうすでに機上の人となりぬるやうたのわの友の無事を祈りて
3
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只野ハル
読み返すとそれがどうしたと言いたくなる自分の歌が多い
9
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山桃
砂よりもなほ惨きゴミの辺に楼閣建てし我ら人草
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佐々一竹
街ゆけば師走の風が身にしみるビニール傘が飛ばされており
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佐々一竹
祈るため人は集まる静寂にステンドグラスのマリアほほえみ
4
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詠人不知
おなじ空 繋がり僕ら歩いてる ひとり分だけ ずれたところを
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詠人不知
足したのに減ってくものがありますと 今日は十六夜プラス１でしょ
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虫武一俊
イチゴ・メロン・レモンのとなり ハワイに行く父に頼んだ青いくだもの
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只野ハル
こんな気分じゃ歌にできないこんな自分じゃ歌にならない
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山桃
くぬぎ葉は枯れ落ちたりともこの春の新芽の香りをほのかに殘しけり
2
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只野ハル
ゼロの焦点ヴィヨンの妻映画極めず原典の文庫に帰る
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久哲
カメラから夜中にもれるひとりごと「よくあることは二度とないこと」
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