うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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紫苑
喉を灼くコーヒーを干し絡みつく闇の底から足を抜き出す
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ケンイチ
メロディーを塞いだ耳に流し込む 僕色の街はちょっぴりかなしい
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笑能子
電脳も生身も静かに満ちる秋枯れる枯れぬは匙加減にて
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笑能子
落ちずして枯れ行くもある紅葉かなまるで何処の戯画の如くに
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笑能子
大善をみすみす逃すネズミ捕り張子の権威も見せ付けている
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やじまっく
ムッとしてばかりねなんて言わないで俺の代わりに笑ってくれよ
1
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ケンイチ
不自由のない人たちが眠ってる一等車まで徐行運転
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水葉
妻なれど赴く先を知るにつけ夫の羽織の針ぞ重けき
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やながわ亜弥。
耕した土に向日葵 餌になる種を食べてる野うさぎでいい
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浅草大将
一人行けば折しも散らふ玉ぼこの道につれなき村時雨かな
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たんぽぽすずめ。
うたびとの心が響き俯いた心が望むまあるい月夜
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ほたる
クリームチーズにブラックペッパーからみつき 甘く辛辣 ワインは真紅
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詠み人知らず
出かけるときかぬ子どもの後を追ひ大切な人に心殘して
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椿
逢いたいとただそのことのために行く旅路は秋の釧北峠
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ほたる
花ならば 桜と揺れるコスモスが好き 男だったら あなたが大好き
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まるたまる
どれほどに辛い辛いと詠っても短歌詠むのはやっぱり楽しい
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たんぽぽすずめ。
たらふくの鍋を食わせて言い残す事は無いぞの親父を寝かす
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葉月きらら☆
人肌が恋しくなる夜独りきりシーツに探す貴方の匂い
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ほたる
かたくなに閉じた心を抱きしめる わたしにください君の「おやすみ」
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たんぽぽすずめ。
優しさを受けて背中に空へ行く羽の膨らむ 年となりたり
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