うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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螢子
壺にある薔薇は解けて散りゆかばこぼるる様もまた愛しけり
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まるたまる
きっぱりと水を弾くように避けられる昨日まで「好き」と言ってたヒトに
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たんぽぽすずめ。
一年に一度だけ咲く花達が散る時ぐらい閉じる口元
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螢子
目の前を飛行機降りる音のあり海猫ひくくひくく飛びやる
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たんぽぽすずめ。
雨降りで車窓が曇りみな過去を話す僕らはアバターじゃない
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只野ハル
カントリーロードのカーボーイ都会の研修に電車痛勤
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薫智
「さようなら」その一言で永遠に会えない人がいることを知る
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たんぽぽすずめ。
君と夜に逢う約束を抱きしめて固き朝雪シャリシャリと踏む
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龍翔
真ん中の音符が私 三連符 微妙なバランス保っております
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村木美月
「いい子いい子」してくれる手をさがしてる束の間きみを忘れるための
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じゃこ
校庭の積もった雪に足跡をつけずに耐えてこそ先生だ
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じゃこ
雪が降り空は白色に濁っても青色は今日も青色でした
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久地宗吾
降りやんでちょうどよすぎる雪の日に特別な明日来やしないはず
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山桃
枯れ尾花綿毛を風にさらわれていよいよ寒し着更着の月
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只野ハル
頭蓋に音楽を注入し情報の小窓に落ちてゆくアリスたち
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さまよいくらげ
研修は３日目夢を拾えずにビジネスホテルに沈没われは
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浅草大将
名のみ春のたちまち岬かき暗らし吹雪く巖根に波は砕けつ
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浅草大将
雪も疾く消えてこの朝野に山に春をぞ告ぐる名もなき花は
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やすむ
わきまえず冷やされていく今日だけどアスファルトには花が落ちてる
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薫智
周りから年齢不詳に見えるみたい子ども心が残ってるかな
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