うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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聴雨
一人きて石楠花色のたそがれにつつまれ溢す君の名前を
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薫智
余裕ある君の態度は悔しいが嬉しそうだしそれでいいかな
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まるたまる
こんもりと樹々は緑に膨らんで日陰を作り風を呼びこむ
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聴雨
たくさんの教えを背に漂わせいつも未来に立ち向かう父
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螢子
エコルセを食べて夢見る少女へとタイムトラベル日曜の朝
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天野
愛情は蜥蜴のしっぽ 切ったって死にはしないしまた生えてくる
4
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螢子
網繕ふ器用な手先見つめてた陸に上がった父との時間
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天野
母の日の偽善チックな雰囲気にぶつけた石も飲み込まれてく
1
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天野
帰り道拾ったキラキラ 母さんのしかめっつらでガラクタになる
2
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波並
神告げし仏も説けり星澄めり心に聞こゆ多声部カノン
6
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螢子
膝の裏血は留まりて瘤となり堅き心を映す血栓
8
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薫智
カーテンを開けて眠気を吹き飛ばす今日も清しい朝が始まる
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悠々
新しき光あつめし緑葉は命さかんに生きよと告げて
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水島寒月
初夏に緑膨らむ御社の何処に在るや郭公を聞く
5
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笑能子
舌先を三分残して二枚にしその合間にぞなにか潜ませ
0
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水島寒月
郭公の決然啼くを見上げたりしばし自転車漕ぐ足を止め
4
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聴雨
居どころ寝厠にねむり湯舟漕ぎ包丁さばきの腕さえ眠る
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聴雨
声たかく朝どり誘ふ東雲はやがてまどろむ瞼に白し
10
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藍鼠
お母さんあなたのいないこの家の庭は紫蘭が今見頃です
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藍鼠
涙の淵よりのぞむ朝日のうつくしき昨日も生きた今日を生きよう
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