うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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たんぽぽすずめ。
るんるんの風呂のしずかにのびたったらうちでの槌でぼこぼこどあー
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薫智
室内で見れる桜が贅沢で外の桜はもうまもなくか
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笑能子
スーパーは桃の節会の皮算用花は霞みて供物が目立ち
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島祝
密林の蔦に望みを絡めては來るよしもなくこの身コノザマ
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詠み人知らず
女性専用車両から眺めればあの看板の下にキョンくん
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詠み人知らず
男子の目釘付けにして銀盤に光るスグリのクロブチメガネ
3
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庭鳥
三月になったあなたの生まれ月年の差十になってしまうね
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なむ
それなりに心は痛む 偽りの愛をささやき君を買う夜
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みづ子
ひと冬の汚れを拭いてぴかぴかの廊下に犬の足の花咲く
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島祝
タケコプターいかで浮き世の理は丈こそ伸びの首拔けるまで
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酔無
大人しく右に回せばいいものをごちゃごちゃやってぐちゃぐちゃにする
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ケンイチ
パノラマの季節をぐるり昇りゆくスカイブルーはかくも鮮やか
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福田十二指腸
飛散するミクロパウダー マジうぜぇ 鼻はグズるし お目目かいーの
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たんぽぽすずめ。
誰であれ楽に生きたいだが人と苦労を越えて笑んで死にたい
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山桃
鮨食いねえ生きのいいのがいるだろがおっといました虫愛づる姫
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たんぽぽすずめ。
軽トラがハウルの城となる明日に血の滴りむ肉を喰らおふ
7
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芳立
しづやしづ静香はなどか湯浴みせるどこでもドアの開けば常に
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紫苑
月蝕や闇のしずくで書くふみに猫の舌もて封印をせむ
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なむ
そんなにも死ぬほど苦しみ生きずとも楽に生きろよどうせ死ぬのに
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メイ美
雪のような肌をとかした夜は雨 二月の窓に 真っ白い朝
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