うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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ふきのとう
夏バテかしおれる我は二歳児の半分でいい元気もらいたし
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ゆびきゅ
大切に 一度壊すと完全に元には戻らぬ歯と腰と愛
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ふきのとう
カサブランカ四つも花付けうれしくて部屋に飾れば芳香広がる
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虹雲
あきつ羽さざ波のよう輝きて今日梅雨晴れの朝のさざめき
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由良
何にも言わない草木が何にも考えてないってどうして言える？
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聴雨
朝つゆに陽は宿りゐて虹いろの瞬きみせる夏くさの道
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水島寒月
つばくらは何やら捲し立てゐしが糞など垂れて飛び去りにけり
1
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有為
たのむ歌やびら 働ちゅる人ん 二才ん姉小達ん 舞いみしょうり
8
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薫智
後輩がゆらりゆらりと眠ってて隣の人と同じ姿勢で
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紫水大夫
一匹の蟻は行く向き見誤り 晝過ぎるころの鋪裝の歩道
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薫智
「バッチこい」届いて来てる熱い声僕の魂共鳴してる
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夜考宙ん
すれ違う黒猫はたと目があって暫し沈黙 後知らんぷり
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夜考宙ん
打ち水に夏草さえも涼しげに陽射し和らぎカレーを煮込む
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夜考宙ん
麦チョコを口いっぱいに頬張ってニコニコしてたあの日羨む
2
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水島寒月
匂ひなく効き目のあるを可としつつ蚊遣りの烟なつかしくもあり
3
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夜考宙ん
朝カラスついばむ人の欲の果てもったいないと鳴いてるようで
2
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夜考宙ん
通勤路朝餉の香り漂いて良いもんだなと我はマックへ
2
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水島寒月
白樺の林を抜けて湖へ続ける道はカーブに掛かる
1
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笑能子
ザワザワと騒ぐ心に向きあいつ無言の行もまた新鮮な
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まるたまる
前奏を聴くと土星の環が見える新世界より旅路の果てに
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