うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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紫水大夫
「爺と婆」その聲愛し聞きたくて 寫眞の中の二人を見入る
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でくのぼう
夕立の過ぎたる空に朱音さす浴衣の君を抱きし宵に
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紫水大夫
空おほふ積亂の雲たけだけに 山の端搖れ見ゆ白神の峰
11
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芳立
ぬばたまの闇にともるや夏日星つねはゆゆしきこともおぼえず
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聴雨
疲れ果てほのめく月に抱かれてただ昏昏と眠りに落ちる
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薫智
舌出てる猫も夏だし暑いよな伸びて果ててる姿眺める
11
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薫智
荻窪にあるバッティングセンターで打席に立った僕の夏です
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ゆき
苦笑い 愛想笑いに 作り笑いほんとの笑顔は どこに忘れた？
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詠み人知らず
灼熱のひまわり畑をながむれば夏の到来を肌で感ずる
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銀ねず
大丈夫、泣くんじゃないと言ってくれたきみが解雇を受け入れたこと
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平 美盛
朝も早 海へと向かう 国道は 車の波が 現れている
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平 美盛
子供らの 掛け声響く 夏祭り だんじり引いて えーんやこーら
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詩月恵
今日の日があなたにとって幸せのはじめの一歩となりますように
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平 美盛
湯上りに この一杯を 飲み干せば 浮世の憂さも 泡と消えゆく
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平 美盛
梅雨明けて 夏の陽射しが 降り注ぐ 今年も暑き 夏の訪れ
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対空
Ｑ 太陽締めあげ網膜に鳥 Ａ 虹彩はずっと影絵遊びする
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対空
脈翅鳴る響きて震う脊柱のかなしきえぐれのうちの群青
4
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対空
紫陽花の青食む眩暈翻し生を飛ぶ鳥の落下曲線
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対空
シアン化の血巡る指にひらひらと落つ六月の夢に架かる虹
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対空
太陽を齧る歯で月齧る二十六時の部屋に沈めた遠浅
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