うたの一覧
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紫苑
響き合ふ夏の音綴とりどりの野菜を白きうつはに盛れば
18
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安奈
真直ぐに揃えた黒髪靡かせて今日も風切る空色の愛車
2
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さる
古の歌人の歌みるにつけいまの自分のこころ貧しく
5
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安奈
変わらない私と変わってしまう君しがみつく私・忘れてゆく君
2
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やながわ亜弥。
世の中はスゴい事ばかりでイマも抜けレズにいるオナジ時をし
1
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やながわ亜弥。
あと付いてイカナイ遺伝子いるだけに楕円に昇るソレでヨカった
2
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山桃
あかがねのかなへびに遭ひ劍豪の立ち會ふごとく 間合ひ 呼吸 逃げ
8
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やながわ亜弥。
Noだけが以下レッテルとしいてタダカラダの声に問う手あててて
1
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由良
私には短歌があるから大丈夫きっとここから歩いてゆける
6
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由良
自分の立ち位置ゆっくり見直したら 今やれる事くっきり見えた
1
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みるら
カーテンの揺れて初夏野の薫り雲雀飼い鶏遥かに田男
11
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庭鳥
賛嘆のため息さえも吸い込んでまろく輝く劇場の壁
8
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やながわ亜弥。
もうイヤだからコレ常時努めると友になるのか 海馬の役目
2
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佐々一竹
赤福の餡の様なる甘さにていつもやさしく我を包みき
3
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佐々一竹
はや夏日半袖姿目立ちおり温暖化叫ぶ声高くなる
4
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やながわ亜弥。
苦手には苦手に飛び込むコトでしか克服できない ジブンだったし
2
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佐々一竹
人類は旅を愛する生き物で思い出という成果が残る
3
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波並
はらはらと落つるものみな絶えてなお木々は背筋を折らず夜を過ぐ
10
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波並
前の夜に使いの者の集まりて星降らさんと決めし生誕
3
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芳立
個体とは未来へのふね利己的な遺伝子はよく乗り間違へる
16
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