うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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波江究一
金山へ投資の為に担保とす第三者の土地なるほど山師
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波江究一
引き渡す儀軌典籍の数々を今まで保持してゐしかとおどろく
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波江究一
踊り食ひせし白魚の味はひを残せる酔ひも少し醒め來ぬ
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波江究一
鳩の子のあふのけに墜ちてゐる街路盆の朝茜うつらうつらと
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山桃
久米の子の敗残の友もろともに密林を出でよにほんへかえろう
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ゆべし
透きとおる竹やぶ抜けて畦道で跳ねるおかっぱ頭を撫でつ
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ゆべし
いざ行かん ビールに天ぷら、刺身持て 魑魅魍魎集う宴へ
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芳立
ありし師にあづかる書の日々にこそあかねに燃ゆる雲は消えざり
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水島寒月
蟷螂は苦瓜の葉に潜みゐて我れを見て居り身動ぎもせず
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水島寒月
生くること虞るる想い我れにあり胸の内なる物差を当つ
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水島寒月
あかときの浅き夢にや蜩のふた声鳴きて秋立ちぬらむ
5
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詠み人知らず
重ねつる衣にこころをつつみてん花も絶えゆくたそかれの比
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半格斎
父方はジジの呼び名の我がゐて母方じいちやん孫娘の區別か
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ベイジー
不意に出るダイジョブダイジョブ何の呪文？ わからないけど ホッとするんだ
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リンダ
亡き夫に似た男性わらう深夜二時お勧めワインを苦く味わう
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きびなご
知らぬ間に ハイハイしてる 孫をみて 自然に和む じじの顔かな
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みなみぐち
香水を変えないわたしはあなたにも彼にも同じ香りの記憶
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半格斎
ながれゆく潮の行手は定まらず泡となるなり秋風のころ
10
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由良
雨足の強くなる毎（ごと）皆の苦悩一緒に流して欲しいと願う
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半格斎
過ぎ行きし日々の暮らしの歎かしやうたに癒されうたを繋ゐで
10
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