うたの一覧
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水島寒月
懸命に在りしか否か措くとして今日という日の目を閉じんとす
4
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たると
名に負ふに 何を恥ずらん 嘆くらん 俯きて咲く 向日葵の花
9
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詠み人知らず
羽を持つ蟻も地を這ふ蟻もみなそこに隔ては無きとかは知る
7
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さる
そのむかし熱射病とは言ひしけりいま熱中症と言ふはおかしく
4
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たると
秘めしまま かれども積もる 言の葉がせき止め溢る 泪川かな
9
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芳立
ありし日を惜しまぬものを田の波はなにとていまも見よと寄るらむ
12
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ふきのとう
鈴なりのじゃがいも掘れば声あげて収穫するときことさら楽し
8
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まるたまる
気がつけば射抜かれている心臓に手を突っ込んで確かめる熱
13
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詠み人知らず
上流にうまれて流れ海へへと泡はまざって何処までも行く
2
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芳立
たかがわれひとりの指に動かざる国のためにぞ一票を刺す
13
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紫水大夫
まど越しのあま音あまだれ雨やさめ 吾れの眠りはうすくとぞなり
5
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薫智
営業で出会う人々触れあって会話を楽しむ喜びである
5
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ゆびきゅ
愛は 愛を得ようと望む人にだけ 苦悩を与え その先を見せる
25
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詠み人知らず
グリーゲームで家族つくりし父母の名前をいれて幸せ気分
10
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ゆびきゅ
与えられた平和と自由を食べ過ぎて 前頭葉についた贅肉
33
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聴雨
明けぬれば惜しむ別れの手枕に涙のこして身は離りゆく
19
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聴雨
徒然に君待つ野辺に身をしづめさ乱るる月うつす花摘む
13
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やながわ亜弥。
独りでになりぬべきかな群に駆れカウベルを聞く玄関に立つ
3
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舞
踏まれゆくさだめ持つ花愛でられる花もまたあり全て野の花
4
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光源氏
行く末をなげくことこそかなしけり見るべきものは無きと思へば
19
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