うたの一覧
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舞
こひ すれど 人妻ゆえにこの袖を振るも悲しき むらさきの君
4
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舞
津軽衆のねぷた終わればジャワメいた血潮静まり豊穣の秋
5
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舞
星の降る夜風に揺れる七夕の飾りが隠す君の横顔
3
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舞
竿灯の揺れる灯かりは人々の 稔りの秋への切なる祈り
5
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三沢左右
折り返し返して折られ飛び立てり紙飛行機のイマジネーション
22
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芳立
人の子のわざ思へばぞ呻かるるいかでこがあないびせえこたあ
14
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綾鈴
銀幕の恋は偽物。暗闇でからむあなたの指は本物。
1
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詠み人知らず
朝露に濡れてほんのりふくらんだ綿の花が心をいやせり
14
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山桃
朝刈りのエンジン聞けば畦道をゆるりの運歩あれ若女
9
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光源氏
過ぎゆきし思ひ出しのぶ手向け花重ぬる影は遠きあの陽に
25
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光源氏
苦しみも悲しみさへも胸に祕め逝きたいけれどもそれも叶はじ
19
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ベイジー
月光の影に眩むは心の目 確かな力 菩薩は笑う
6
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ベイジー
足りぬもの数えてみてもキリがなし 見落とすなかれあたしのヒカリ
7
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さる
夏草の暑さに耐へて生へるなり六十五年の歳月流るる
6
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ベイジー
怖さゆえ歩みののろい亀一人 空を仰いで一歩進みて
4
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光源氏
睦言のまだ覺めやらぬ朝の色 するが堪忍なさぬ仲ならば
22
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光源氏
紫のまだ覺めやらぬ朝の色さこそ忘れめ武藏野の風
17
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光源氏
たたなづく柔肌すらも青垣の庭にまどろむうぐひすの聲
15
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半格斎
むらがりて舞を見せてやもんしろの夏の餌場や山里のみち
8
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詠み人知らず
不安さんさがせばずっときりがないもの考えぬ自分でいたい
11
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