うたの一覧
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あいの あい
暑いねが 挨拶代わりで 米の穂が 垂れても秋を 感じはしない
4
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白亜
歌う場がきみに優しくあるように 願いをこめて 拍手を送る
23
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白亜
きっと太陽のかけらが 地上に降ったんだ。 どこまでも向日葵
6
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白亜
横顔から 本心を探ってみるから 麦藁帽子のその影の下
2
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トーヤ
ばらばらに音響かせるiPod短歌詠む理由不意に問いかけ
6
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田中ましろ
月光がモノクロームの海に溶け(永遠はない)ふたりに届く
16
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氷魚
溜め息をついた時点で幸せじゃないってことに目を背けてる
7
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粕春大君
東野の小田の稲穂の色づきてたのみの秋を待ち過ぐすかな
27
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葉月きらら☆
偽物の愛に包まれお洒落してせめて毛皮は狐が欲しい
10
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三沢左右
わが袖に軒端の露の置かるるを待たで消えつる恋の道草
13
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三沢左右
昨日より一日分の 去年より一年分の齢を重ね
12
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氷魚
異端児が淘汰されてく学校のしくみ免疫そして過剰
15
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只野ハル
先輩のサクラ四っつに喜んで先延ばしする一人の春を
4
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只野ハル
ビッグバンの後どこかで間違いがあったから僕が今いるのだろう
4
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只野ハル
夏バテした笛吹のもとから子供らが戻り賑わう通学路
6
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れい
眠れずにもう十回も寝返って今日見た蝉の亡骸(なきがら)おもう
4
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まるたまる
歌人とは真実見抜き歌に詠み時に戦うこともありぬる
23
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葉月きらら☆
五十路前ごましおの髪頬のシワそれも愛しき我が亭主なり
24
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葉月きらら☆
あの人が振り向く歌を詠んだならもっと愛してくれるでしょうか
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詠み人知らず
二十四の季節伝えるこの国の風のシグナルに応える我が肌
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