カテゴリー: 恋愛

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詠み人:

光源氏 (男性)

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本歌…花さそふ嵐の庭の雪ならでふりゆくものはわが身なりけり…入道前太政大臣。「かかる」と「浮き」は、「花」と「月」とに二重に繋げ、池の面に浮かぶ儚い花と月の影を暗に詠んである…

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平成二十三年三月二十九日
花さそふ夢の宴の月ならで かかる浮き世をいやすものはなし