うたの一覧
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風橋 平
談笑のバニラ・オレほどあまき午后食堂棟をぬける寒さよ
1
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風橋 平
金の花においいでたり雨の夜の終れる町のその角ごとに
4
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青木健一
見てやれよ彼女が肩を出したのは偶然なんかじゃないんだからな
2
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まるたまる
沈む陽に向かいて秋の雲流る空見て食べるパンはご馳走
11
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水島寒月
懷かしき手紙のごとくやさしくも金木犀の香は匂ひくる
6
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たんぽぽすずめ。
死刑囚も諭しの声に品の在る顔に戻りて逝くと言うらむ
13
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薫智
両面が押の表示と予測して裏をかかれたような悲しみ
9
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薫智
広告で京都へ行こうと言われても京都の人はどこへ行くのか
10
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まるたまる
昨日まで揺れて香っていたけれど想い届かず沈黙の木犀
16
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光源氏
春夏の憂ひを秋の節に置きまた奥山の雪解けを待つ
9
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光源氏
もみぢ葉の散りゆくさまを知るべきや露のならひのしみる秋風
12
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光源氏
秋風に打ちて訪ぬる泉川いさよふ月をまたも来て見む
16
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谷川めぐむ
一度でも咲いたらあとは枯れるだけだから蕾のままでもいいの
14
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光源氏
誰がために手折りの紅葉持ちゆかむしのびしのびの夢のかすれに
12
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光源氏
有り明けの月にうちふれ鳥も鳴くこの山里に人の来なくば
10
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詠み人知らず
夕闇にそまる芙蓉の花一輪寂しさただよいそっとふれたし
16
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さる
文字どをり百日紅を艶然と媚びるごとくに咲き誇るなり
11
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芳立
ひとの世の影うつろへど神さびの光しづけき氷川なる杜
10
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K-TAI とも
愛染を倒せし一護なに思ふ斬魂刀の消えし掌
2
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K-TAI とも
稀少土と聞きてクランプ魔法騎士思ふ人こそ女子ヲタクなれ
2
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