うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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灰色猫
三千の段階を経て人間はやっと孔雀になれるのですよ
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灰色猫
喜びも悲しみたちも大地から贈られてくる虹がもう出る
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横井 信
用水の水の止まった水田でかえるは鳴いた雨を待つ朝
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恣翁
竹林を抜け 風鐸を鳴らしたる風や 伽藍を緑に染むらむ
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詠み人知らず
自分では 選びはしない 夏の青 履いてわかるは 懐かしき想い
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詠み人知らず
今を見よ 目の前にある 幸せに 背けて歩む 道などはない
7
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佐藤水村
疲れ果て駅二つ三つ寝過ごせり遙か波音聞きつつ帰る
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佐藤水村
さみしくも列車は闇に呑まれけり見送りし人立ち去りかねつ
3
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うすべに
水張田の鏡にすいと澪えがく 羽虫を追ってつばめ飛び交う
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灰色猫
足かせの鎖についた鉄球を愛しくさする砂になるまで
6
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トウジさん
カウベルの音も晴れやか君の笑みパキラの横のいつもの席に
8
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夕夏
かいがいとうしうけいれてろうどうりょくをゆしゅつしてがいかをあげる
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可不可
玉砕より生きて還れよ マリウポリ 闘ひ抜いて 戦志たち
3
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仔柚
手相とか信じないけど触れる手がしっくりきたし二人で抜けよ
6
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夕夏
なんとなくせんりゅうはいくたんかどどいつこのじゅんばんでならいしも
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詠み人知らず
心地よき 扇風機吹く 風の冷 一眠りする 時をも流して
6
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滝川昌之
暑そうな犬を気にせず老人はベンチで午睡リード揺れても
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ななかまど
三時間さつき晴れした空を飛びウチナーに降る亜熱帯の雨
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トウジさん
君は影なれども恋は息づくや夫婦茶碗もペアルックさへ
7
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へし切
「チクタク」と終末時計の危機迫る いつ消へるのか 平和の灯火
10
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