うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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えいひれ
垂乳根の母が作りし年越し蕎麥すする外では除夜の鐘なる
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水島寒月
し残しし事ども数多抱へつつ炬燵に啜る年越しのそば
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さとうはな
降りしきる雪へ口笛吹いた夜 君のことなど考えもしない
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いはしろ
「一年が経ちました」 巡る 廻る 周る わたしをおいていかないで
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紫乃
ひとことにあなたを感じる感じれる表情だったり振る舞いだったり
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トーヤ
高そうに見えてた山は高くってそれでも登る夢を持てたよ
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トーヤ
真っ白な世界が今は幻に大晦日の太陽の魔法
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トーヤ
一年がまた繰り返すこのままじゃ雪降る中の初詣かも
5
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恣翁
降る雪に 目を奪われて 佇めば 笹から落つる 音響きけり
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舞
吉兆の雪の花咲く大晦日木々山川も年を祝いて
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舞
「さよなら」は言葉とはせず再会を思いて交わす「ありがとう」と
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芳立
柝は冴えて過ぎゆく夜にひととせの幕も引くべき音とぞきこゆる
8
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さとうはな
キャンディー屋ウィンド見つめている君は人生の選択するよなよこがお
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芳立
ふく風にさきだつ浪とよせませば浮き名もさらに憂からざらまし
5
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捨丸
振り返る三六五ページの文字と言葉と日々の暮らしを
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捨丸
ひとがたにつもりにつもる寅年の穢れぞ捨てる晦日の夕
3
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薫智
キャンバスに直にスケッチしていけばもう完成で冬の大地は
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さとうはな
その肩の星座みたいなそばかすにプールのにおいも乾くくちづけ
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螢子
大つごもり除夜の鐘など聞きながら海老天のった蕎麦食む我が家
10
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紫乃
天からの白き妖精舞い降りて
見馴れた世界銀に染めゆく
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