うたの一覧
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氷魚
言いきりのかたちを避けて君が言う「好きかもしれない」信用ならない
7
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京
うつぶせの青いバケツにつまづかぬように猫を誘う向かい風
1
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舞
君独り春待つ日々の寂しくもせめて名を呼べこの吾の名を
5
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悠々
とろりとろりとろりとろーり春の乳ぼくらはみんな乳飲み子になる
11
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舞
君の待つ街の灯かりの懐かしく空を見上げて同じ月見る
8
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栞
指先に春色のせて明日きみに花びらみたいに触れていいかな
7
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逢
「好きです」に「ありがとう」って返事してあいまいにするあなたは嫌い
25
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栞
スカーフを広げて風を操って青い春へといざ出帆だ
2
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詠み人知らず
草も木も獣も天を仰ぐかなその輝きにかざすてのひら
9
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水島寒月
白梅の咲き盛りゐる塀越しに主と会釈交はして過ぎぬ
4
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詠み人知らず
春風となりせばわれは天に地に歌詠むものに季節を告げまし
12
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日向ひな
月曜の朝は不機嫌極まりないあなたも私もまだまだ子供
4
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詠み人知らず
花はただ散りゆくものをここだくにのどけき日には願ふとこしへ
9
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只野ハル
デジタルマイクロミラープロジェクターってマイクロ人文字みたい
3
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只野ハル
降雪積雪融雪シーケンスどおりに推移と冬のレポート
4
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只野ハル
継続は力なりと言えるくらいの懲りない奴になれればいい
6
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はな
「明日から他人になるね」とか言って、今までだってそうだったじゃん
9
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詠み人知らず
東風ふかば君が衣の花の紋ひるがへしつつたはむれる春
5
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只野ハル
教壇に立つ人の視覚の中に居たひとりひとりは記憶され
2
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只野ハル
右腕の負荷がなくなり仕方なくバランサーの設定を変える
3
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