うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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舞
振り向けば越え来る山河夢の中共に支えて二人歩めば
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あどりあん
タイ緩め 暑さしのぎのアイス食べ 海風恋し さあ夏はもうすぐ
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ケンイチ
幸せを説くこともなく頬笑みて北欧のそらは淡きみずいろ
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みやこうまし
日の落ちてうつろ薄暮の雲ちれば姿あらわす淡き三日月
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夏緒
空っぽの体の中にひたひたと満ちる夕焼け いつかこわれる
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三沢左右
水平に五本背中のスリットはたるみながらも若さのぞかせ
10
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三沢左右
吸い込んだ朝の空気を吐き出して小学校のチャイム飛びゆく
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三沢左右
寝る先に隠しし両つ小眼には夜をゆたふ月二つ潜みぬ
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まるたまる
サングラスかけたら空は夏色だ背中を焦がすやる気のあいつ
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紫苑
四つ菱の花群れ咲ける山桑は木の間がくれに雲を描きぬ
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げしゅと
とりあえず玉砕してはみたもののちくちく破片が空に散らばる
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高島津 諦
熱帯夜なのに鼻水ズルズルであなたの嘘を考えている
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詠み人知らず
夕立と訪れるだろうかなしみに紫陽花の青紫滲む
3
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まるえふ
日常を三十一文字に切り取って皆の印画紙自由にうつる
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あそびくも
暁の月は尽きずに久方の雲居のはざま東雲を待つ
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詠み人知らず
萌ゆる樹々 銀の雫も 輝ける 青水無月の庭薫り立ち
8
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恣翁
唇を 噛み泣く女の 睫毛濡れ 肩を震はす 仕草美し
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ケンイチ
愛しみの風を求めて訪ひ往くは天地割れそむ最果ての島
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栞（しおり）
私より大きなあなたの掌で踊らされたい転がされたい
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栞（しおり）
ニーハイを履いたままでと土下座され それでも好きってこれが愛かな？
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