うたの一覧
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こはぎ
きっと月から見たら数ミリの距離 君と僕との永遠の距離
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こはぎ
ベランダでふたり並んで月を見るそれだけのこと遠過ぎること
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こはぎ
月光に晒してみれば嘘ばかり重ねた恋も澄むのでしょうか
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恣翁
古都照らす 月は昔と 変はらずに 女牆を越え 夜更けにぞ来し
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篠原七
わかってる。月が綺麗ね。わかってる。だからもいちど顔見て言って。
1
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篠原七
きみがいま月を見ている保証などないけど、私は窓をあけました
3
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篠原七
満月が正直にさせただけの夜だから明日には忘れていいよ
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篠原七
すれ違いなんかなかったことにする きみの細い声「月、綺麗だよ」
1
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篠原七
すべて暴く月の明かりの下だからその涙見せる覚悟をしてね
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さる
熱帯夜手酌でひとり冷ビール月を愛でつつ秋を待ちなむ
8
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山桃
うたてしやこのよのことはまぼろしの月を飲み込む雲龍の影
7
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たんぽぽすずめ。
優しさで傷む心を拭うのは人へ凛々しく告げる優しさ
9
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舞
杖突きて通勤をする人ありて前見る瞳ぶれることなく
8
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麻倉ゆえ
秋の夜に金属音のような虫そっと鳴いては恋をしている
3
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笑能子
望月に浮かれて跳ねるコトバかな着地の際にただ心せよ
2
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ひとこそしらね
おみくじの和歌が気になるこのごろでたずねてみたい松陰神社
1
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ゆうくん
明け空の 天使の梯子 昇りゆく 君の心は 秋風の蝶
2
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舞
見る人に影それぞれに差し照るも同じ一つの月のかわらず
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ゆうくん
明け空に 白き満月 咲きにけり そは空の花 音のない国
1
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舞
ふる里の雪積もる音偲ばれる異郷の秋の残暑の夜に
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