うたの一覧
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栞(しおり)
「大吉は下がるばかりで本当は吉がいい」とか言うから嫌い
5
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こぐまじゅんこ
束縛があるから自由になりたいと願えるのだし羽ばたけるんです
4
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半格斎
窓に入る生成りの色や秋風にのせておくらむ小田刈の月
12
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栞(しおり)
こだわりのナンバー以外ぼろぼろの馬車で攫いに来て王子様
2
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薫智
捕らえても捕らえてもただこぼれてく形どれない「好き」の二文字は
4
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栞(しおり)
本当に大事なことは言わないで余分なことは言うのね「好き」とか
3
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栞(しおり)
都合ならいつでもつける「都合がいい女」に価値を感じています
2
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栞(しおり)
大好きな人の新居は何もなくあたしが家具なら一番乗りだ
3
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妃兎
幸せは歩かぬ むしろ 走り去る届かぬどころか 姿も見えで
4
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妃兎
幼き日 君が引いてた僕の手に 君の人生 託して下さい
2
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妃兎
電話だけ 何週間も続くから あなたの顔に 靄がかかって
2
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ねずみ
かくりよの いづなかくるる ぬばたまに夜はしんしん耗弱なる
2
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北大路京介
ひとはひと ポニーテールのひともひと若紫のシュシュ 墨空に舞う
2
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北大路京介
弁慶に奪われるもの なにもない五条の橋で 中指立てる
2
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くりくりまろん
三枚の秋刀魚は血腸払い去り清らを示す電灯の下に
2
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葵の助
ぐずぐずと心に溜まった糸くずをぱーっと掃き出してくれる強風
4
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緑里
予報図が雨雨雨の週末を手書きで晴れに変えているきみ
7
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葵の助
半年はあっという間に過ぎ去って全てのことはちっぽけちっぽけ
2
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たんぽぽすずめ。
黄泉ゆかばひねもす日々に性欲が満つと言ふらし御霊ぞ悲し
7
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価格未定
偽りの銀河に背伸び 手に入れた星は白熱電球だった
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