カテゴリー: 自然

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詠み人:

紫苑 (女性)

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東京世田谷の等々力渓谷の近くに住んだ時期がありました。渓谷の冬はとても寒いのですが、「都会」を一瞬忘れるほどの静けさが好きでした。

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平成二十一年十二月十日
冬ざれの陽の差し入らぬ道ゆけば 朽ち葉水滲む等々力の渓