カテゴリー: 挽歌

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詠み人:

彫出 画

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大学生の頃、とにかく金がなかった。立ち食いそばの昼飯か、あるいは古本を買うか、いつも悩んでいた。結局古本を買った。もっとも店先に積まれた特価本しか買えなかったけれど。

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令和六年十月二十六日
文庫本 昼飯代と 引き換えに  神保町の 店の軒先