カテゴリー: その他

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詠み人:

杜鵑草

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石手川は松山市中心部を流れる川。ベンチは二人でパンを食べた思い出のベンチ。カブは「存在感の薄い君が事故に遭はないやうに」と妻が選んでくれた真っ黄色。微妙に嬉しかりけり。

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令和五年五月一日
石手川よひの岸邊にカブ止めて ベンチにありし妻をしぞ思ふ