カテゴリー: その他

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詠み人:

凌霄花

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古備前の値打ちはいざ知らず伝家のこの香炉は亡き義母から預かった物であるから大切にしている。やんちゃな猫の攻撃に合わないようにら普段は棚の奥にかくしてある。

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令和四年十二月二十九日
床の間にちと贅沢に古備前を 置いてながめて含蓄語る