カテゴリー: その他

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詠み人:

紫苑 (女性)

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「里子」は立原正秋の「残りの雪」の主人公です。悩みを抱いて山門をくぐり、老師に導きを乞うた寺のモデルは鎌倉の極楽寺といわれています。
恋愛に限らず、ひとりで考えたいとき、よく行きました。

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粕春大君
でくのぼう

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平成二十一年十月二十九日
松風のうちに応へは視へねども 里子に従きて山門をくぐる