カテゴリー: 自然

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詠み人:

凌霄花

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夫の急逝からあっという間の六年であった。
手入れ行き届かぬ庭にも在りし日に夫が丹精の四季折々の花が咲く。
小さな淡い朝顔ひとつ…まるで夏の別れを告げるかのように…

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令和四年八月二十二日
夫知らぬ六年の過ぎし盆明けの 狭庭に淡き朝顔の咲く