カテゴリー: 挽歌

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詠み人:

紫苑 (女性)

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「病葉」は夏の季語ですが、先般浅草大将さまが使われていたので。
私の住んでいる国道沿いの街路樹はプラタナスなので、大きな葉が風に飛ばされていくさまは印象深いものがあります。

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平成二十一年十月二十六日
病葉の飛びゆくほどに飄飄と 哭く風にこそひとのこひしき