カテゴリー: 自然

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詠み人:

ハーコット

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⋆ 目を閉じて甘き香きけば懐かしむ昏き狭庭と衣干す母

昔住んでいた家に梔子が植えられていて。日当たりの悪い庭に咲く純白の花は輝いて見え、その香りに陶酔してました。庭木の横には物干しがありました。

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令和四年六月十九日
宵闇にそぞろ歩けば風にのる 梔子の香をききて惚けぬ




 



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