カテゴリー: 恋愛

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詠み人:

詠み人知らず (男性)

 
想い人への貞操を守り続ける女性は、三度目の冬を迎えて尚、蕾を咲かせることのない楚に垂れる梅と自分を重ねる……。

死別か片想いかは、聞き手に委ねます。

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令和三年十二月三十一日
三度目の 晩冬迎へて まだ咲かぬ  一途な梅は 心映したり