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(5)
詠み人知らず
(男性)
想い人への貞操を守り続ける女性は、三度目の冬を迎えて尚、蕾を咲かせることのない楚に垂れる梅と自分を重ねる……。
死別か片想いかは、聞き手に委ねます。
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令和三年十二月三十一日
楚
に
て