カテゴリー: 家族

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詠み人:

草津和泉守 (男性)

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外つ国にて住み侍りけり。夜ごとに海も月を望み、ふるさとの様々の景物を深く思ひつつありて、今はいくよ寝かぬるほどになりき。かかる情けは、歌のほかばかり明かされざるかも。

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令和三年八月二十七日
月影は入りし雲こそつれなかれ これやは明かし山を越ゆべき