草津和泉守さん
のうた一覧
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恨めしきことぞあらざる身なりとも昨日の夢を忘れかはせむ
令和六年十月十日
3
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波よするしららの浜の忘れ貝拾ひも捨てもうき世なるとや
令和五年十二月三十一日
5
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白波のとはに立ち来る世なりとも昔の人ぞ乗り立ちてけむ
令和五年十二月三十一日
5
年中休暇で白浜に旅行していました...
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月見れば別れし人に思ひ入る身ともろともに泣きはれぬらむ
令和五年四月十六日
10
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もろともに恋しかりける昔をば忘れてよとや忘れかねぬる
令和五年四月十日
12
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盛りにし昔の花はいく世をや経にて今こそ盛りなるらめ
令和五年二月二十三日
14
命は長けれども、皆はつひに一人ば...
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山はさけ海はあすとも心より君を恋ふるは移らむぞなき
令和五年一月三日
12
本歌取り。本歌は、「山はさけ海は...
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飛鳥川水や流るる絶え絶えに激しむほどにいにしへ思へば
令和四年十二月二十九日
8
心を慰めむによめる
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心細く潮満ちくれば落ちぬべしいつかは濡るる海人の袖かな
令和四年十二月十八日
8
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風吹けばしのに散るとは知りにけむ身も消えそめし秋の白露
令和四年十一月四日
14
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思ひては我が身ばかりとほととぎす鳴きてさへこそあはれなりらめ
令和四年六月二十三日
10
ては:「…たらば。…たら。」 ...
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夏の夜は空にうき世の夢も見む醉はまほしきに醉はましものを
令和四年六月十二日
13
空に:「根拠がない。実際に見ない...
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山里の冬の白雪深ければ尋ね入りても跡かは見ゆる
令和四年五月三十日
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いとどしく色ぞ出でての霞むめるむべ鳴る神は雲がくれぬや
令和四年五月二十九日
10
「いとどし」:ますます。
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心にも夢の浮橋立てませばたゆらにすれどうれしからまし
令和四年五月二十八日
9
「たゆら」:(心などが)ゆれ動い...
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ほろろとぞ鳴くやこの夜の心にも恋しかるべき月見ればなり
令和四年五月二十七日
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何とてか何か常なる桜花めでたきもののうたた散りつつ
令和四年五月十日
8
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飛鳥川 春を捨ててむ 飛ぶ鳥よ 今とぞ去りき あすか来らむ
令和四年三月二十五日
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月影は入りし雲こそつれなかれこれやは明かし山を越ゆべき
令和三年八月二十七日
11
外つ国にて住み侍りけり。夜ごとに...
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覚めぬればうらぶれ立ててふるさとの月はかなしき夢のみに見む
令和三年八月十一日
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「うらぶれ立てて」の「うらぶる」...
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