カテゴリー: その他

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詠み人:

シダ

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松の葉はうらみの中で待ち続けてゐるうちにああも針のやうに尖つてしまつたのでせうか、などとふと思つたりもします。

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令和三年七月七日
村さめと覚えてみなば松のはの 揺れて浦見の月さしてをり