カテゴリー: 挽歌

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詠み人:

KEN

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「磯の上に生ふる馬酔木を手折らまめど見すべき君が在りと言はなくに」万葉集巻二166から、田中澄江氏はある著書の中で「春過ぎて」で始まる持統女帝の歌に苛立ちを感じると記していますが同感

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令和元年六月九日
かの春に 手折らぬ馬醉木 さみだれに  魂と成るらむ 弟背の山に