カテゴリー: 挽歌

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詠み人:

KEN

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口太山(くちぶとやま またはくちびとやま)昔口減らしの為、老人や乳子を置き去りにした山。 ある日乳飲み子を山の岩室に捨てたところ、その泣き声は夜中麓の里まで響いたと云う。

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平成三十一年二月十七日
乳を乞ひ 母呼ぶ兒の 聲眞似て  春先の風 吹けど哭けども