カテゴリー: 恋愛

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詠み人:

大河千紋

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弟橘比売『さねさし相模の小野に燃ゆる火の火中に立ちて問ひし君はも』  連休中に、こがね色の稲穂が延々と広がる光景を見ました。でも「穂」は「萌ゆる」ものではないので…上手に掛けられるまで晒しの刑。

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平成二十一年九月二十五日
夕まぐれ千々の黄金ともゆる野の ほ中に迷ひぬ愛し君はも