カテゴリー: 自然

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詠み人:

ふじこ (女性)

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収穫が終わり、すっかり色をなくした冬の津軽平野。
疲れ果てた大地を癒すかのように、岩木の神が袖を翻し雪を降らせ白く清めていく。春になり目覚める時まで、雪は溶けずに大地を守り続けるのです。

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平成二十九年十一月十一日
冬枯れの色なき里に袖返し 岩木の神は雪をふりつむ