カテゴリー: 自然

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詠み人:

KEN

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数時間ブナや針葉樹の森を歩いた末出会ったお姥様。。
元々は奪衣婆と言い死人が六文銭を持たずに三途の川へ来た亡者の衣服を剥ぎ取る鬼。生きている私はこびりついた虚栄を剥ぎ取られる思いでした。

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平成二十九年十月六日
秋の陽を閉ざす樹海を超え行かば 奥の姥神我が見栄剥ぎ取り