カテゴリー: 挽歌

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詠み人:

藤久崇 (男性)

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話は前後するのですが、盧溝橋周辺は煤煙が酷く、呼吸をするのも辛い状況でした。また日照りも続いていたようで、近隣の河川も干上がっていました。そんな中、わずかに残った草地に咲く野菊が印象的でした。

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平成二十九年八月十日
煤煙 荒れ吹く橋に 咲く菊は  知るめり乱るる 代々の嵐を




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