カテゴリー： 自然

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詠み人：

恣翁 (男性)

≫他のうたを見る 		竹間の凍雨　密なること麻の如し
静かに聴きて　炉を囲む夜　茶を煮る
嘈雑　錯りて疑ふは　蚕の葉に上るかと
寒潮落ち尽くして　蟹の沙に　扒ふかと

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平成二十八年十一月二十四日
這ひたるは　沙上の蟹か　桑の葉の 蚕か　雨の雪になりぬらし
唐
寅
「
雪
」
を
詠
む