カテゴリー: 恋愛

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詠み人:

みなま (女性)

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最後の一枚は編み上げられず片袖に仕上がり、着せられた末の兄は白鳥の片翼が残ったとか その後さぞかし難儀したろう、と幼に気に病んだ
無言の業を貫いたヒロインは魔女の火刑を辛くも逃れる

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inosann
たんぽぽすずめ。

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平成二十五年九月十日
刺草を編んで帷子こさえたと 昔話を思い出す今