カテゴリー: 挽歌

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詠み人:

みなま (女性)

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刹那によぎる夫の仕種、ひとりで居ると殊に現れる 365日三食を共にしたものを亡くして、自分ひとり食えない
多分そんな理屈なんじゃないかな

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平成二十五年八月二十九日
去年の秋くだらないね、といいながら 葡萄つまみし夫の指先