カテゴリー: 恋愛

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詠み人:

田舎人 (男性)

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息を引き取った妻を清めの風呂に入れ洗って遣りました。その時に湯の温度とは違う妻の最後の温もりを指先に感じました。歌にするには生々し過ぎてはいけないと、好きだった花も入れて詠みました。

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遠井 海
小林道憲

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平成二十五年五月十九日
白百合の花涸れるとも忘るまじ 指に残りし君の温もり