カテゴリー: 挽歌

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詠み人:

悠々 (男性)

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ハイラルから、ハルビンへの一千里近い逃避行。
満州の荒野を南へ南へ、昼は烈日に燃えるコウリャン畑、夜は大興安嶺の山頂に凍月を見ながら、敵機襲来の影に怯えつつ果てなき死の逃避行は続く。

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平成二十四年一月二十日
轟々とコウリャン畑に夕陽落つ 明日への命燃え盡きるごと




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