カテゴリー: 挽歌

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詠み人:

紫苑 (女性)

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父の実弟は熱病による知的障害がありました。妻の兄とはいえ祖父母なきあと一切の面倒を見、海外旅行にも同伴してくれた叔父には感謝しています。「精薄」は差別語であろうとは思いますがあえて使いました。

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平成二十三年五月十三日
疎ましと思ふ日もあらめ精薄の おとうとを持つ義兄たる日々は