カテゴリー: 自然

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詠み人:

恣翁 (男性)

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 昨日の午後、公園で真紅の冬薔薇に大片の雪が降っているのを見ました。そこに、血の気のない透き徹るほど白い頬と寂しげな笑みを唇に浮かべた、夢二が描くような女性をイメージして詠んでみました。

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平成二十三年三月一日
寂しげな 微笑浮かべし 薔薇の上に  花弁雪の 蒼ざめて落つ