カテゴリー: 挽歌

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詠み人:

翡翠丸 (男性)

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子供の頃可愛がってもらった人が逝きました。家族・親族に先立たれ、ここ数年は会えば日本刀を引き抜いて、「いっそ、これで死んだろ思うけど、こいつをわしの血で汚すんも悪いし」
そう呟いた姿を思い出します。

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浅草大将

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平成二十二年十一月十六日
抜き身にて置かれた刀がしらじらと 亡骸映す紅葉も映す




、