しきしまさん
のうた一覧
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世の憂さを風の便りに聞くからに花やその身を捨てて散るらむ
令和六年四月十五日
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梅の花春の盛りに紛らせて散るや別れのつらきを思へば
令和六年四月三日
8
桜に紛らせて
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散ることをいつ習ひけむ咲きかねて花も我が身を惜しむなりけり
令和六年四月一日
8
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咲けば散るものと花さへ知るよには月ばかりこそすみわたりけれ
令和六年三月三十一日
10
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散る花の色の千種に見えつるは乱れて映る心なりけり
令和六年三月十六日
10
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我が恋は昔も今も同じことはじめものちも心乱れて
令和六年三月十四日
8
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咲く梅の色の千種に決めかねて香をのみぬすむ春の風かな
令和六年二月二十日
14
色を取りかねて
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梅の花咲くはいづこと訪ふ鳥は風の吹く香をしるべとやする
令和六年二月十三日
9
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梅の園色の千種に匂ふれば風さへ花を尋ねてぞ吹く
令和六年二月十一日
10
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あらたまの年の初めに君がゆくみ空の雲を今は眺めて
令和六年一月七日
9
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あの月も恋の行方に比ぶればなほほど近き心地さへする
令和五年十二月二十七日
6
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吹く風を恋の使ひと姫椿今ひとしほの花の色かな
令和五年十二月二十一日
8
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心あらば少し温めよ冬の風吹くときにこそ咲く花もあれ
令和五年十二月十九日
8
時しもあれ
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まだ色も褪せざるものを紅葉や散るは枯れ葉の友を思へば
令和五年十二月十六日
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あはれ儚しと見る人のみぞ寂しかる...
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もみぢばを散らす風こそ羨しけれ思ひ切るとて切れぬこの身は
令和五年十二月十日
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風は惜しげもなく
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我が子をば敵と口に言ひながら心を砕く親の哀しさ
令和五年十二月九日
6
大義親を滅すと言へども
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春のみとなに思ひけむもみぢ葉の色に染めぬくみ吉野の秋
令和五年十二月三日
8
今朝み吉野の山を眺めて
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行く秋の名残惜しさにもみぢ葉もまだ染めかねて色ぞ乱るる
令和五年十一月二十六日
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満たば散るのみになむありければ。
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加茂川の流れに沿ひてゆく雲もほのぼの染まる秋の夕暮れ
令和五年十一月十九日
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あかねさす紅葉の色をみるごとに愛しき人の頬の恋しさ
令和五年十一月八日
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