光源氏のお気に入りの歌一覧
舞
グランドに入るに礼して出るもまた頚まだ優しイガグリ頭
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春咲
明けぬ夜も世にはあるらし 愛し子を知りて知りたる悲しきことわり
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千映
七年の介護の末の母の死に涙はなくて感謝のことば
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つちだゆういち
唇がずれた時から予感したふたりの恋路最終地点
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リクシアナ
明かすより秘めたることの多かりき墓無き吾のパンドラの箱
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舞
蝶々を今日見初めたる卯の月の春の始まる北の国にも
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みやこうまし
この冬を支えて来たる山茶花の傘下に散れば 花びらの盆
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青き銀椀
かねてより季は移れる心にも春を訪うかな君が世なれば
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青き銀椀
汝が歌の聞こえて見えてこころにも読めて礼する春散りやまず
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サルトル
この街の道路に散った命たちそれを示すは一輪の花
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サルトル
半月を背にして歩く夜の道漏れた吐息は闇に消えゆく
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麻矢
三日月がこのように今落ちるのは春のはじめとわたしの為か
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普徳亭大崇
散るとても 惜しみやはする 桜花 仏に注ぐ 甘露と見れば
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磯山武士
花ひらく浜辺の園に人群れて天守の上に鳶たかく鳴く
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青き銀椀
夕映へる川に降りけるひとひらの花をひとつの心して見ゆ
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聴雨
散る花ものこれる花もうるはしと花降りそぼつ道に佇み
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幸子
黒々と年を重ねし樹に生ふる若葉まばゆき光含みて
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松本直哉
ほのぼのと明石の浦の怨みてもまだあまりあるわがなげきかな
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千映
令和の文字掌に書く人差しの指太い母 苦労の過去が
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うすべに
春が行く 青葉を誘う風流す 花の涙かうすべにの雪
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