こるちぞうのお気に入りの歌一覧
広葉樹
満開の時を経て来し芍薬のくづるるときはいとあへなくて
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滝川昌之
冠雪が徐々に融けゆく夏富士の五月はプリンのカラメルくらい
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うすべに
ゆく春を惜しむ間もなくうつろって みどりにそまる小径のひかり
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詠み人知らず
世に經りて 赤き緣の色し褪せば ふつりと斷たまし絲切はさみ
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舞
教わった わけでないのに 美しく 花は咲くなり どこにあっても
9
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へし切
ねがはくは 憂き世のことはふり捨てて 君がいざなふ 風になりたし
14
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横井 信
水張田を撫でてく風は涼しくてそっと運んだ真夏の気配
12
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シダ
卒然たる風と覚ゆ 幾年の俤はまた剥ぎ取られけり
8
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茂作
アーカイブしてゐる君との思ひ出を 削除しやうか迷へる夕べ
14
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痴光山
ボタン付け糸と針孔はいやいやを 上から目線に主夫をいぢりぬ
5
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へし切
古き良き景色も消えて 鯉のぼり 空の青さよ 侘びしかりけり
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830
ホーホケキョどこに行ってもホーホケキョのんびりキャンプ伸びしてアクビ
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うすべに
水張田とれんげの赤の競演に やっぱり似合うひばりの飛翔
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滝川昌之
江ノ電の喧騒前の早朝の七里の浜に聴く凪の音
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千映2
嫌な物 嫌いな人を排除して残る人生バラ色にする
5
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小春空
つながれる縁の行き方来し方を言葉の如何にとらえられるか
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横井 信
堤防のシロツメクサを踏みつけてのどかな初夏の風を見ている
11
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松本直哉
一羽鳴き二羽が倣ひて三羽和す 夜明けを告ぐる鳥たちのうた
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のぶ
この歌の五文字七文字の秘密を最近たまに調べたりする
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のぶ
冷蔵庫うなりを上げる この鯖はなるべく早く食べきらないと
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